さて、あっという間に1月も9日になりましたが、今年のお正月は忘れられないお正月となりそうです。
私事ですが、2020年最後の日の朝、父が亡くなりました。
8年間、寝たきりの生活が続いていたので、ようやく自由になれたのかも、なんて思ったりもします。
が、そんな余韻に浸る暇もなく、父の体はその日のお昼過ぎに葬儀会社の霊安室に移動することになり、その後は打ち合わせをしたりと、やることはあるもので…。
その打ち合わせで出たのが、タイトルにある「遺影」の話です。
葬儀会社から用意をお願いされた物の一つに遺影がありました。係りの方に「遺影はありますか?」と聞かれ「はい、あります」と即答したのですが、これが意外だったようで。どうやら遺影にする写真がないという方も多いそうです。どうしてもない人は免許証の写真を使ったり、すごく昔の写真を使ったりするそうです。
父は15年ほど前にお気に入りの写真を撮り、遺影用に額にまで入れてありました。今回初めて見たのですが、とてもいい写真でした。おかげで家族も慌てることなく済み感謝です。
ただ…遺影は通常四つ切サイズが標準だそうで、父の遺影は写真サイズ的にはOKなんですが、それを入れている額が大きくて、葬儀が終わり火葬場に行く際は額から出さないといけないとのこと…。
そんなことがあり、兄が急遽小さい額も用意し事なきを得ました(^^;)
とはいえ、父本人が希望する遺影を飾ることができてよかったです。これは本人が納得するだけでなく、家族も納得ですからね。
偶然にも、12月に自分の写真整理をしていた私。何年かに一度、お気に入りの写真を選り抜いておくのもいいかもしれないと、今回の葬儀を通して思うのでした。
ちなみに母も同時期に遺影を用意したらしいですが、私はまだ見ていません。今度見せてもらうことにします(^^)